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オルゴール 医療にも…進化する癒やしの音色 電動、MIDI対応…新世代へ(産経新聞)

 冬の澄んだ空気に優しい音色がマッチするオルゴールは、プレゼントの定番だ。オルゴールというと小さな箱に入ったぜんまい仕掛けの音楽玩具といったイメージがあるが、電動式の高級品も発売。アンティークオルゴールを収蔵する博物館が人気を呼び、最近は医療現場にも取り入れられている。進化するオルゴールの魅力を探った。(太田浩信)

 ◆ストレスフリー

 オルゴールの音色は優しく、透明感のあるメロディーが聴く人を魅了する。マーケティング会社「トレンダーズ」が行った携帯電話に関するアンケートでも、「ストレスを感じない他人の着信音」として54%がオルゴールと回答。バイブレーターの45%を大きく引き離し、最もストレスフリーな着信音だ。

 この癒やし効果を利用した健康療法を行っている医療機関もある。京都府舞鶴市の岸本病院は2年前からオルゴール療法を本格的に導入。オルゴールの音色が交感神経などに働きかけ、身体的な症状の改善に役立つという。

 昨年10月には、スイス製の高級品を備えたオルゴールセラピールームを開設。岸本純子副院長は「オルゴールの音に含まれる高周波音が脳の血流を促し、ストレスを取り除いて崩れた体のバランスを整え、人間が本来持っている力を高めてくれる」と説明する。

 20年前まで世界シェアの9割以上を占めていたのは、日本電産サンキョー商事(東京都品川区)のオルゴール機械。現在は厳しい価格競争で、シェアの多くを中国の企業に奪われてしまった。国内産業の縮図を見ているようだが、音の調律をはじめとした技術では現在も格段の優位性を保つ。

 ◆好みの曲を選択

 同社が巻き返しに向けて力を入れるのは、好きな曲を選べる製品の販売だ。「これまでは気に入った製品でも曲が決まっていた。作る側が押しつける形だったが、これからは1つの商品で最大900曲くらいから選択できるように、インターネットからの注文で対応を始めた」と、同社営業部の有賀泰成取締役。プレゼントとして贈られることが多いオルゴールだからこそのこだわりという。

 同社は昨年8月、モータードライブを利用した新世代のオルゴールを発売した。モーターのノイズが音色に混ざってしまうのを防ぐため、モーターの静音化などに数年の開発期間を要した。10万円以上の高級品だが、既に30台近くを販売。「ぜんまいを巻く力が要らず、お年寄りでも何回も繰り返して聞くことができると好評です」(有賀取締役)。演奏の速度も調整でき、好みのメロディーを長時間にわたって楽しめるのも魅力だ。

 現在は長野県松本市の情報機器開発メーカーと共同で音楽のデジタルデータの国際規格「MIDI」を読み込めるオルゴールも開発中。キーボードを使って演奏も可能となる夢のオルゴールともいえ、オルゴールの世界はどんどん広がっている。

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 ■シリンダータイプとディスクタイプ

 オルゴールは、金属製のドラムに植えられたピンが振動板(くし歯)を弾いて音楽を奏でるシリンダータイプと、レコードのような円盤に刻まれた突起が曲を演奏するディスクタイプの2種類がある。最初はポケットに入るような小さなものだったが、ディスクタイプは円盤を交換することでさまざまな曲が演奏でき、オルゴールの普及に寄与した。

 くし歯の数が多いほど多様な演奏が可能。1千円以内の普及品から数百万円もする高級品までさまざまな製品が販売されている。

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